2016年6月13日月曜日

【ゼンヒラノ演技ノート】第14話 - その2 -

<ゼンヒラノ演技ノート>
*第14話ーその2ー*
『エクササイズ・太陽』

日常の生活でもリラックスに敏感になるといい。
肩を怒らせていないか?
眉間に皺をよせていないか?
腰に力みがないか?
奥歯を噛み締めていないか?
息を停めていないか?
チェックしてみよう。
リラックスすれば、今抱えている人生の問題も何とかなるさとと言う気になるかもしれない。
今迄何とかならない問題は一つもなかった。今生きているのだから。
名案が浮かぶかもしれないし、名案なんてどっちでもいいやと思うかもしれない。
リラックスした体の一点に、例えば左の頬を僅かに動かしながら陽射しの暖かさを肌で思い出してみよう。
全体重を椅子に預け酔いつぶれた時のように、だらしなく、無責任に出来ても出来なくてもいいやと言う態度で軽い関心をもって肌に注意を向ける。

五感の記憶は一生懸命にやると余分なエネルギーを送って成立しない。
まあ、この程度感じられればいいやと思ったら、他の一点、例えば、右のこめかみに移る。そして次の一点と体全体に広げて行く。
陽の当たらない場所で日光浴。
何かを感じたら胸に響く声を出す。感じたことは全て表現に移す。
だいたいこのエクササイズは15分から30分出来ればいい、
いつも、生徒を目の前にして思うのだが、人を教える必要はない。
全ては本人が知っている。
全てはDNAのなかにプログラムされている。知っていることを知らないだけだ。教師の役目は怒ったり、笑わせたり、誉めたりして各自が持っている可能性を、素晴らしさを、尊厳を知らしめる仕事だと思っている。
ZEN
(一粒の種は大木になることを教わる必要はない。全てインプットされている。ただ、刺激が必要だ。太陽や、雨や、大地の栄養が。)
☆河口湖スタジオにおいて
ゼン・ヒラノによるプライベートレッスンを行います。
詳しくは⇓⇓⇓
http://zenhirano-acting.blogspot.jp/2016_05_01_archive.html

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